発掘調査に必要な費用30億円のうち、国負担は14億円、市の負担16億円です。腑に落ちません。

出典:https://www.nishi.or.jp/bunka/sportkatsudo/saiseibi/tyuuousaiseibisiminn.html

5月の臨時会の議案について、書きます。

西宮市河原町の中央運動公園の再整備ですが、昨年、埋蔵文化財の確認調査を実施したところ、遺物が多数出土しました。

遺物が出土した場合、文化財保護法により、発掘調査を実施し、遺物を保存する必要があります。その調査に2年ほどを要する見込みで公園全体の供用は約3年程度遅れると予想されます。発掘調査のための費用は30億円財源は、国費負担は14億円。市債14億円。市の一般財源2億円。


 
発掘調査範囲

実は日本において、深く掘れば遺跡が出る可能性のある土地は多いようです。
掘れば出るし、法律に基づいての発掘調査が必要であれば、費用も全て国負担でいいのでは?と思ってしまいます。

発掘調査は非常に専門性が高く、重要な業務です。しかしこの緊縮社会の中で、市から出る市債と一般財源の16億円という金額が、生きている人に活用されたら、すこし違う社会になるのではと思わざるを得ません...。

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